この梅酒、ちょっと不思議
土壌からこだわって作った香壌栽培の完熟梅を熟成させ、甘味のバランスを「和三盆糖」により調整した梅酒に、独特の苦味を出さない丁寧な搾汁方法により、まろやかなじゃばら果汁だけを抽出し絶妙な割合で配合しております。
和歌山県では、安全・安心を基本に”和歌山らしさ””和歌山ならでは”の視点で評価された優良県産品を、プレミア和歌山として認定・推奨しています。
堀忠酒店の『じゃばら梅酒』は
プレミア和歌山認定商品です。
偶然から生まれた
「じゃばら梅酒」
元は和歌山県に自生していた「じゃばら」。収穫量が安定してきた頃、加工業者は果皮を主原料とする製品の開発と製造に注力。果汁を使った商品開発はあまり活発に行われてきませんでした。
梅酒が偶然そこにあった
そこで加工業者からじゃばらの果汁を使ってオリジナル商品の製作を打診されました。偶然にも店頭で試飲用に開栓していたのが梅酒でした。その梅酒にじゃばら果汁を混ぜてみたところ、今までに味わったことのない不思議な感覚の梅酒に変化したのです。これこそ他にないオリジナル商品になるとその場にいた数人で共感できたことから、本格的な開発に着手しました。
土台となる梅酒探し
じゃばらの果汁はクセが強いので、そのクセに負けない梅酒探しに苦労しました。店を営む和歌山は梅の名産地。県内の梅酒だけでも数十種類ありました。それらを飲み比べした後、たどり着いたのが今も原料として使わせてもらっている「石神の梅酒」でした。
梅酒とじゃばらの黄金比率
開発当時、すでに梅酒にじゃばら果汁を配合した商品が存在したので、後発で作るにあたり差別化のためじゃばら果汁の割合を出来るだけ高めようとしたところ発酵の問題に直面。梅酒に果汁を混ぜた際に発酵が進んでしまい、画像のように変色させてしまった事例があったので、担当者と意見を交わしじゃばらの配合比率を変えたものを何本も試作して現在のベストな配合比率を実現しました。
じゃばらの果肉も感じられる
試作当時、梅酒にじゃばらを配合する際に濾過作業を行なっていたのですが、24時間かけてたったの10リットルしかろ過を行うことができませんでした。これはろ過のフィルターが元の梅酒用のもので、わずかな異物でも容認出来ないためにとても細かったためでした。原材料の「じゃばら果汁」は丁寧な搾汁により非常に多くの果肉を含んでいるのが特徴だったため、それを活かそうと逆に目の荒いフィルターに交換しました。結果的に24時間で500リットルのろ過が可能になり、見た目もじゃばらの果肉が見えるようになったことで「この梅酒、ちょっと不思議」感を見た目でも出すことに成功しました。
香壌栽培の完熟南高梅
香壌栽培とは自社農園を含む石神地区数件限定で取り組んでいる栽培方法で、慣行栽培に比べ農薬を半分以下と定める和歌山県認証の特別栽培の基準を満たし、さらに化学肥料や除草剤を一切使用せず自家製のぼかし肥料を中心に施肥した栽培方法です。
和歌山県内産のじゃばら
じゃばらは和歌山県で栽培される柑橘類で、「邪を祓う」から由来する縁起のよい果実です。果皮にフラボノイドが豊富に含まれており、なかでもナリルチン成分は、健康食品の分野で非常に高く注目されています。
ナルリチンは柑橘類に含まれるフラボノイド(ビタミンP群)の一種で、とりわけ「じゃばら」には群を抜いた含有量を誇ります。
じゃばら梅酒ができるまで
おすすめの飲み方
お勧めの飲み方は、氷をたっぷり入れたオンザロック、または、キンキンに冷やしてストレートで。その他、水割り、お湯割り、ソーダ割りなどお好みに合わせて幅広くお楽しみ頂けます。
堀忠商店オリジナル梅酒
和歌山 じゃばら うめ酒
土壌からこだわって作った香壌栽培の完熟梅を熟成させ、甘味のバランスを「和三盆糖」により調整した梅酒に、独特の苦味を出さない丁寧な搾汁方法により、まろやかなじゃばら果汁だけを抽出し絶妙な割合で配合。果皮にフラボノイドが豊富に含まれており、なかでもナリルチン成分は、健康食品の分野で非常に高く注目されています。
氷をたっぷり入れたオンザロック、または、キンキンに冷やしてストレートで。その他、水割り、お湯割り、ソーダ割りなどお好みに合わせて幅広くお楽しみ頂けます。
阿波勝浦 すだち うめ酒
「全国勝浦ネットワーク」の繋がりにより徳島県勝浦町産の「すだち」果汁を使用しています。「全国勝浦ネットワーク」とは千葉県勝浦市・徳島県勝浦町・和歌山県那智勝浦町の3市町が協力し、姉妹都市として友好的な連携や災害時の相互応援協定を目的として発足したものです。
徳島県勝浦町産の「すだち」果汁を絶妙なバランスで配合し、爽やかでクセになる飲み口に仕上げています。基本となる梅酒は梅農家だからこそ土壌からこだわって創った「石神の梅酒」を使用することにより、より上品な仕上がりになっています。